つぶつぶろぐ

アイロンビーズのことばかり

『依存症』に向き合うために、アイロンビーズが割と有効なんじゃないかと思う話

ちょっと長いし、このブログの本質からしたら余談のようなものなので、ご興味持たれた方だけでもご覧いただけたらと思います

 

 

このブログのみをご覧下さっている方、もしくはTwitterなどでも比較的最近フォローして下さった方には唐突なお話ですが

 

私は以前、アルコール依存性でした

期間で言えば、兆候が出始めた頃〜落ち着いた頃までで数えて、2014年〜2019年夏頃くらいまででしょうか

(結構最近…(´^ω^`))

 

実際に何がしかの依存性をご経験された方なら

『?』

って感じでしょうが、依存性に始まりはあっても終わりはありません

なので『でした』なんて書き方をすると、鼻で笑われてしまうやもしれませんが、私的には私のアルコール依存性はほぼ完全に終わりました

 

依存性になる前から、お酒が美味しくて好きでした

仕事のストレスのせいで、『美味しいから』飲んでいたお酒が、『辛さを麻痺させて頑張るため』の麻薬代わりになりました

今でもお酒を飲んで美味しかった頃の記憶は少し残ってます

(忘れようとして忘れた部分もあります)

だから、美味しいもの食べてる時とか、いい天気の時とか『こんな時にお酒飲んだら美味しいだろうなー』と思い耽ることもありますが

麻薬代わりにお酒を飲みたいとはもう思いません

なので、アルコール依存性は、最近までのことではありますが、今の私にとっては過去形です

(また、私の人生が流れて環境に変化があったら変わっちゃうかもですが…なので今の暮らしを保てるように頑張りたいです₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎)

 

 

これはあくまで前フリ的な私自身のアルコール依存性体験であるので

アルコール依存性の予備知識の無い方は、良ければぜひググったりして調べてみて下さい

飲酒量も、飲む理由も関係なく、少しでもお酒を飲む方はすべからく罹患する可能性のある精神病です

予備知識があるに越したことはないのです

 

で、ここまでが前フリで(なっが!Σ(´Д`;))

ここからが本題

精神的な病気で入院せざるをえなくなった患者さんは殆どが、心体を正常に整えて社会に復帰するための治療の過程として、『作業療法』を体験するかなと思いますが

わたくしはアルコール依存性の患者さんには、特にアイロンビーズを強くつよーくおススメしたいです

勿論、自分の経験に基づくものです

 

 

この話をブログで書こうと決めたきっかけがあって

fungiforest.hatenadiary.jp

↑この記事を書いた際に、artkalさん(フューズビーズのメーカーさん)のことを調べるために、artkalさんの公式ホームページを色々閲覧してみたんですけど

artkalさんのホームページって、商材の紹介だけでなく、すっごくアイロンビーズ愛に溢れていて、海外サイト閲覧に抵抗が無ければ、アイロンビーズ好きさんには是非見てみていただきたい程なんですけど

そのホームページの中のコーナーで、artkalさんのビーズを実際に愛用しているユーザーさんのストーリーを紹介しているページがあってですね

その中の

Artkal beads blog-David Nilsson-I quit drinking successfully by beading hobby and it totally changed my life – Artkal Beads Store(海外サイト)

↑この、David Nilssonさんのストーリーを見て

『私と同じだ!』

って思って、ちょっとびっくりしたんですよね

 

私は英語力たったの5のゴミめって感じなのでGoogle翻訳様を活用しながら読ませていただいたのですが

ざっくり言うと、この方は

・アルコール依存性だったけど、家族(この方の場合は、お母様)の後押しで飲酒をやめる決意をしたこと

・でも、AA(アルコール依存性の人たちが集まって、断酒を続ける意思を高めるための会)には全く参加していないこと

・アルコールへの依存を断ち切るために、アイロンビーズが大きな役割を果たしたこと

この3点が、私の経験とドン被りと言っていい程おんなじでして

(ちなみに、アイロンビーズ作品に関しては…比べることすらおこがましい程、Davidさんの方がどちゃみそ素ん晴らしいクオリティをされています。artkalさんのHPで紹介されてるアイロンビーザーさんみんなすごいです…!)

 

依存性の治癒過程として特筆すべきは、Davidさんも私も、自助会(AAないし断酒会ないし)に参加していないということでしょう

その点については、Davidさんにはお母様・私には旦那という、身近に自分の寛解を信じて支えてくれる大事な人が居たからということが大きいと思います

全ての依存性の人にそんな都合の良い存在があるわけではなく

そういう存在が身近になかったり、あるのに気づけなかったり、そういう方はとりあえず自助会に参加した方が良いのかとは思います

 

Davidさんの場合はどうなのかわかりませんが、私の場合は、職場(接客業だし、同僚は女ばかりだし)の辛みが原因でアル中になったものでとにかく当時は人間不信がひどくて

入院した病院の主治医に自助会に関する説明をされた際に

『とにかく人が集まる場所には参加したくない!最低限の治療で退院したい!』

って言っちゃったんですよね

(でもその後病棟生活をする中で、依存性仲間な患者さんと仲良くなって悩みを打ち明けたりして、『ああ、自助会ってきっとこういうものなんだな、だったらやっぱり行っときゃ良かったな…』とも思ったり(´^ω^`))

 

ただ、いざ一人(旦那と二人三脚とは言っても)で依存性に立ち向かおうとした時に…

とにかく落ち着かない

というか

何から始めたらいいかわからない

っていうか

お酒飲む以外にやりたいこと思いつかない

って感じで

このままでは当たり散らして、旦那との信頼関係すら崩れてしまいそうでした

そんな私は、元々母の影響でハンドメイド系の作業(粘土とかお裁縫とか)が好きだったこともあって、それ系のものに片っ端から手をつけてみました

自己流の作業療法の始まりです

 

●結果●

ユニット折り紙

(入院中は病棟内に持ち込めるものに制限があるので、とにかくひたすら紙を折り続けていましたが…退院する頃には買ってもらった本のユニットを全部作り切ってしまって、新しい本を買うのも高いので、飽きちゃう₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎)

レース編み

(タティングレース編みをやってみたのですけど、とにかくレース糸は細くて細かい作業になりまして、アルコールの離脱症状のイライラや集中できなさで匙を投げてしまう₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎)

ニットの編み物

(レース編みよりはざっくりとできる作業ではありますが、結局目を数え間違えたりとかうっかり棒が抜けてしまったりとかちょっとしたミス連発で匙を投げてしまう…₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎)

スイーツデコ

(『簡単にできる〜』的な本を買ってやろうとしてみたものの、必要な道具や技術が結構多くて、100均で安く揃えられても、いちいちやる度に出して・しまってがめんどくさくて離脱症状のイライラが以下略₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎)

 

…他にも色々ちょいちょい手を出しては、なんだかうまくいかないなー…な日々(´^ω^`)

(私のTwitter(退院直後から始めた)の、本当に初期の頃の投稿からこの日々が垣間見える…)

ユニット折り紙に関しては、同じ作業の繰り返しで集中はしやすいので、私みたいに『一回完成したやつはもういいよ!次は別の作品作りたいよ!』って奴じゃなければ結構良かったかもしれません

で、そんなこんなな日々の中で、アイロンビーズに出会いました

アイロンビーズ(パーラービーズ)って『懐かしのおもちゃ』的な扱いされてますけど

私は小さい頃は全くやったことがなくて、『ああ、そういえばそんなおもちゃもあったね』くらいの程度の気持ちで

とにかくがむしゃらに『夢中になれるもの』を求めていた私は、たまたまおもちゃ売り場をうろついてて見かけたナノビーズを、ティナ様っぽい色だけテキトーにがさがさっと取っていって旦那に買ってもらいました

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そして作ったティナ様

(このブログでは言わずもがな、FF6の天使、ティナ・ブランフォード様)

今見ると色チョイスちょっと間違えたなーって部分とかあって、後のティナ様作品などでは色変えたりしてますが

この作業、とにかく無心でやれました

 

お手本(作中のティナ様のドット絵)の通りに並べればいいだけ

ひたすらプラスチックの筒を並べればいいだけ

でも、作業が終わってみればあらフシギ

大好きなキャラクターが出来上がって、愛おしい作品になっていたのでした

 

スイーツデコや粘土遊びみたいに、たくさんの道具や材料は必要ありません

(ビーズと、プレートと、ピンセットと、アイロンだけ。ゴリゴリのアイロンビーザーになった今でも、作業の度に出してくるお道具は小さなバッグひとつにおさまってます)

ニットやレース編みみたいに、間違えたらほどいてまた編み直し、なんていう三歩進んで二歩下がるようなことはありません

(アイロンかける前までは間違えても直し放題、アイロンかけた後ですら、ハサミで切って付け直したりできます)

お手本のドット絵は、レトロゲームの数だけあります。ゲームのドット絵を真似するだけでも、一生かかっても作りきれない程でしょう

(特に、今この時代に酒浸しになっちゃうような年代(=私のちょい下くらいの歳以上の年齢の方が殆どかと)の方ならば、ファミコンスーファミゲームボーイのゲームで遊んだ経験のある方がまだまだ多いはず)

お手本の真似をすることに飽きた頃には、自分の創造力が徐々に呼び起こされて、自分で描いたドット絵とか、立体の作品とか、色んなものが作れるようになっているかもしれません

(これに関しては、私にとってアイロンビーズという作業がすごく合ってたからっていうのもあるかもですが…。ユニット折り紙だってオリジナルのユニット作品を開発してる方はたくさんいらっしゃいますが、アレは数学的な知識やセンスが必要で、無学な私にはどうにもうまくいきませんでした…( ;´꒳`;))

 

(他のハンドメイドアートを貶めるような意図はありません!私の経験から得た結果だけを書いています!心に余裕がある方ならば粘土もニットも楽しいはずです!)

 

 

まとめますと

アイロンビーズとは、あくまでも玩具です。

買いたかったら手芸屋さんではなく、おもちゃ屋さんに行きます

(100均とかでも勿論おもちゃコーナーに置いてます)

おもちゃだからこそ、ただ並べて、遊べばいいだけなのです

 

アルコール依存性(アルコールに限らず、依存性は多分みんな)の人は、依存対象を断たれてとにかくつらい

私が経験した気持ちで言えば

なんで突然お酒飲んじゃダメって言われるの?

理解不能

私は病気なんかじゃない!

理不尽

イライラ

ムシャクシャ

旦那も母も信じられない!

身体からお酒が完全に抜けて退院する頃には、ここまでのレベルの気持ちは収まってても、遺恨のようなものはうっすら残ってて

なにかうまくいかない度に『お酒が飲めたらこんなことどうってことないのに』って、脳が様々な出来事をとにかくお酒飲もうぜ!って結びつけてくるんですよね

 

だから、そんなことすら考えるヒマがなくなるほど集中できるものが必要です

人によってスポーツだったり、読書だったり、合うもの合わないものがあるでしょう

なので作業療法に通って、自分に合った趣味や、共通の悩みを持つ仲間を見つけたりするのでしょう

ただ、もしもそんなところに通うのはイヤだという私のようなひねくれ者や、色々試したけどなんだかどれもハマれないという方で、まだアイロンビーズをやったことが無いという方には

是非に

それはもう是非に

試してみて頂きたい(^ω^)

 

ただのちっこいプラスチックの筒を

ヒタのスラに並べているだけで

時を忘れられます

出来上がった作品は飾るもよし、チェーンとか付けて身に付けるもよし、誰かへのプレゼントにするもよしです

 

私自身がアイロンビーズに救われたっていうのと

私と同じようにアイロンビーズに救われたアルコホリックの方がいらっしゃったことがものすごく嬉しくて、勝手に運命感じちゃって

このような記事を書いてしまいました

 

すべての依存性患者さんが、アイロンビーズさえやったらバッチリ!

ってわけでは、勿論ないと思います

ただ、先にも申したとおり

まだアイロンビーズ試したことないなあっていう方は、良ければ是非試してみてほしいのです

 

おススメスポットの記事をネットで見て、そこに出かけるか出かけないかを決めるのは自分自身です

わたしも、ただアイロンビーズを『おススメ』してるだけなので、やるかやらないか決めるのはあなた自身です

でも、おススメはおススメです

 

何言ってるかよくわからんくなってきたので、このへんで(´^ω^`)

とにかくおススメなんですってことをお伝えしたかっただけなんですぅうううううう!!!